0.7㎥クラス　マグネット付小割機　オカダアイヨン　OSC-200PB

ツース摩耗補修

修理内容

• ツース摩耗部を切断し、新しいツースを溶接しました。

• ツース先端に摩耗しにくくなるように硬化肉盛り溶接をしました。

• ツース以外のアーム、フレーム摩耗部も肉盛り溶接をしました。

• マグネット底吸着面ガードの摩耗部を肉盛り溶接し、硬化肉盛り溶接で仕上げました。

  
  

今回、オカダアイヨン製のマグネット付小割機「OSC-200PB」（0.7㎥クラス）に対して、ツースおよび各部の摩耗に伴う補修作業を実施しました。

まず、ツース（刃先）部分の摩耗が進行していたため、摩耗部を切断し、新たなツースを製作・溶接して交換しました（写真1～4）。さらに、ツース先端には硬化肉盛り溶接を施し、耐摩耗性を高めることで長寿命化を図っています。

また、ツース以外のアーム部やフレームの摩耗部に対しても肉盛り溶接を行い、強度と耐久性の回復を行いました。

加えて、マグネット底部の吸着面ガードに摩耗が見られたため、こちらも肉盛り溶接を実施。仕上げには硬化肉盛り溶接を施し、摩耗に強い構造へと補強しました。

これらの補修により作業性能と耐久性がアップしました。（写真5～7）。 お客様にも喜んでいただきました。

1：修理前全体

２：修理前アーム側

３：修理前本体側

４：ツース切断後

５：修理後全体

６：修理後アーム側

７：修理後本体側